静岡から巣立って行く電車もあれば静岡で第二の人(?)生を歩み始める電車もあるワケで…遅ればせながら南海電車の6000系が大井川鉄道に仲間入りしたことを知りました。

6000系ではありませんが幼いころに同カラーリングの電車7000系に乗ったことがありまして、レイルラボさんの関連記事を見てすぐに南海電車だとわかりました。乗ったのは1995年1月15日。阪神大震災の2日前、関西空港見物に行った際です。

運転士さんがとても大らかな方で、先頭車両のガラスに張り付いている私に沿線の見どころや関西空港へと渡る大橋の絶景の解説をしてくださいまして、言葉なまりの違う幼い私に対し気を使って丁寧な敬語で対応してくれました。

どことは言えませんが”特等席”で大橋を渡る景色まで見せてもらいました。

1995年撮影 南海電車7962

7962電車はカラーリングを変え特別名称を与えられてなんと2021年現在も現役とのこと。そしてその先輩車両6000系はカラーリングそのままに静岡の大井川鉄道へ。

これからは静岡で南海電車が見られるんですね。当時乗った南海電車の運転士さんは「遠くから良く来ましたね。」と言葉をかけて下さいました。頂いた言葉そのまま6000系にもお贈りします。6000系、遠くからようこそ静岡へ!走っている姿が見られるのを楽しみに待っています。

今回の記事は以上になります。最後まで見ていただきありがとうございましたm(_ _)m