深夜の山奥で踊り子号最後の旅路を見送り。これで最後これで最後と言いながら何度も出かけ、結局廃車回送まで見届けてしまいました。

多摩川に沸いて出た障害物の影響でしょうか、今回の回送は深夜になりましたが、私が見送りに行った場所では誰とも被る事無く見送ることが出来ました。

通過前の試写では光量が足りず私のカメラではオートフォーカスモードだと最高感度でもシャッターがおりませんでした。かといって真っ暗闇の中手動でピントを合わせる事もできず…ですが、踊り子号通過時、車体の顔が街頭の灯りの中に入った際の数コマだけシャッターが作動してくれました。

構図も画質もヒドイ写真ですが、私にとっては宝物です。若干仰いで見る踊り子号の顔はなんだか少し笑っているようにも見えました。もう何度言ったかわかりませんが、さようなら踊り子号。沢山の楽しい思い出をありがとうございました。