先日のN700S撮影時、実はもう一本、別の場所で上りのN700Sを動画撮影していました。

昨日投稿の撮影地とは打って変わって撮影場所は人気のない林の中。大通りからも少しばかり外れてた静かな場所です。人通りも殆どありません。線路との距離もかなり離れていて、編成全体を捉えられる位置に新幹線の先頭車両が来る地点でカメラからの距離は約1km、カーブを曲がって新幹線の姿が消えていく地点は２ｋｍ超になります。静止画撮影には思い切り向かない場所ですね。なのでハンディカムによる動画撮影をしてみました。

ではまず本題に入る前に、

女性やお子さんはこういったヒト気の無い場所で撮影する際、身の安全には十分に注意を払ってください。成人男性でも注意が必要な場所も多々あります。

そして、

撮影しようとしている場所が活動を行って良い場所なのかどうかをご自身で十分に調べてから行ってください。

密を避けるためとはいえ、こう言った場所に一人で行くのはあまりお勧めできません。有事の際にすぐ助けを呼べるような手段を準備して行って下さい。


気を取り直して本題！今回の撮影場所はピントを合わせた所から約１km離れた場所になります。私の持っている一眼用機材（NIKON D7200 +DX VR AF-S NIKKOR 18-300）では最大望遠で撮影しても、被写体をファインダー一杯に捉えることはまず不可能です。実際に撮影したN700Sの写真をご覧ください。


林の中から揺れる木の枝の合間を見計らって撮影しましたが、写っている新幹線はなんとも可愛らしいサイズ。

帰宅後、PhotoshopLightRoomで拡大編集してみましたが、


N700Sだとは解りますが、長距離撮影の宿命”陽炎”による画像の乱れはどうにもなりませんでした。

ですが、光学＆デジタルの高倍率ズーム機能を備えたハンディカムカムで撮影しますと、
 

最接近している時の通過音、ピントの合った場所から陽炎の中に消えていく、もしくはそこから現れるシーンが丸ごと収まります！静止画では厄介な陽炎も動画ではそれとなく良い演出になってくれます！

画質は妥協することになりますが写真がダメなら動画。これも一つの手段。
私の使っているハンディカムはPanasonicのV550というモデルで既に生産が終了されている型遅れ品です。対応画質もフルHDが限界ですが、光学ズームで50倍、デジタルズームまで使えば500倍で撮影できます。それらの機能のおかげで一見撮影に向かない場所に見えても、カメラの機能次第では障害物の僅かな合間から撮影できたりします。

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機体が軽量かつ優秀なブレ防止機能の補助もあり、一眼用の三脚に設置すれば殆どブレの無い動画が撮影可能。高品質を追求すればキリがありませんが、メーカーを問わなければ私のハンディカムと同等のスペックを持った機種はわりとお手頃な価格で買うことが出来ます。現行の後継機種や上位機種ならもっともっと綺麗に撮影できるのではないでしょうか。