今回は写真に写り込んだ埃の影をレタッチソフトで修正したお話。

デジタル一眼レフカメラで撮った写真に黒い点(下画像参照)が写りこんでしまった経験、ありませんか?


コレ、カメラ内部に入り込んでしまった埃らしいです。その上、こういった埃は素人の清掃作業ではまず除去できないものが殆どです。むりやり作業を行えば悪化や故障にも繋がりかねます。

レンズのトラブルと写真のヨゴレのダブルパンチ、辛いですよね。ですがコレはもうカメラを使う上での宿命。レンズ交換の際やズームリングを回した際、空気中を漂う埃が入り込んだり吸い込んだりしてしまうのは良くある事だそうです。

そういったトラブルを救済する為に、メーカーさんや町のカメラ屋さんではカメラやレンズクリーニングサービスを承ってくれているわけですが、それ相応の料金も発生します。

晴れ渡る空を写して満天の埃空になってしまうような状態なら早急にクリーニングして貰うべきだと思いますが、まだ僅かしかそういったものが見られない場合、レタッチソフトで修正して埃影などなかった事にしてしまえる場合もあります。

以下は私が実際に行った作業内容です。

修正ソフトは「AdobePhotoshop Lightroom 6」(以下Lr)。買い切りバージョンのLrです。

操作は本っっっ当に簡単です。

①修正したい写真をLrに取り込みます。

②ライブラリから対象の写真を選んで画面左上の現像をクリック。

③現像画面のステキなマーク(下画像①参照)をクリック。写真上に表示された破線の円を埃が写りこんでしまっている場所へ持って行き更にクリック!(下画像②参照


あっけないですがコレで作業終了です!完璧にとはいきませんが、大抵はこれだけの作業をするだけでソフトが全自動で汚れ隠しに適した修正処理を行ってくれます。もちろん手動での修正も可能!便利で頭の良いソフトです♪

では修正前と修正後の比較画像をどうぞ。

【修正前】

【修正後】


いかがでしょうか。新幹線の屋根に写りこんでしまっていた黒い影が見事に消えました。指摘した汚れの他にもいくつか同じ埃汚れが写っていますが、今回は一番目立つところに大きく写ってしまった影を修正してみました。

”クリーニングで真っ新綺麗なレンズに!”が出来ればそれに越したことはありませんが、いつどこで入り込んでくるか解らない塵や埃。一本前の電車の写真には写っていないのに次の電車には写りこんでしまうなんてこともありえます。私の使っているLr6以外にも、無料で使えるソフトや有料でさらに高機能なソフトもたくさんあります。

こういったソフトは埃除去以外にもいろいろな機能を備えています。むしろその他の機能が本命だったりするのですが、今回の件に関しては埃の写りこみトラブル時の保険として、
ご自身で使ってみて合っていると思った編集ソフトを探してみると良いかもしれません。Google先生に聞けば山ほど教えてくれますよ(笑)そしてどれもカメラライフの心強い味方になってくれるはずです!

それでは皆さん、良きカメラライフを!