先代 急行富士川号 165系
前回に続き富士川号のお話。
実は私、現行の特急ふじかわ号の先輩にあたる165系急行富士川号のことも多少知っています。
自分の足で電車を見に行けるようになった頃には既に373系ふじかわが活躍していました。
ですが、幼稚園にも上がらない歳の頃から祖父に連れられて身延線の良く見える親戚の家に何度も遊びに行っていまして、電車が通るたびに見入っている私に祖父は「3つが身延線、
4つが富士川号」と教えてくれました。3つ、4つというのは編成された車両の数ですね。まあどちらも身延線なのですが、当時走っている車両全てがカボチャ色だった身延線の見分け方として、子供心にそれがとても覚えやすく、以後身延線が通るたびに何両編成なのかを数えていました。懐かしい記憶です。
前記事を投稿した後にそんな事を思い出しましてアルバムを引っ張り出し見漁ったところ、先代富士川号が写っている写真、ありました!
一枚目。ヘッドマークには”SAYONARA”の文字。引退直前の物なのでしょう。スキャナーで取り込んでLightroomでホコリ落としをしてみましたが、昔の写真なので思うように編集が進まずあまり綺麗に仕上げられませんでした…。
二枚目。ちょっと洒落たヘッドマークを付けた急行富士川号。ヘッドマークは富士山と富士川を模したものなのかな?両となりに373系らしき電車の影も。というか富士川の窓に映る特徴的なおでこヘッドライト、間違いなく特急ふじかわですね。
できれば新旧並んでいる姿も見たかったのですが、我が家のアルバムの中にはありませんでした。
そして三枚目。一気に年代は飛んで5年前、私自身が撮影したものです。Googleが運営していたSNSで旧富士川号の話を出したところ、今でも保存されていて見られる場所があると聞き、教えて頂いた”しなの鉄道坂城駅”まで見に行きました!
実際は富士川に使用されていた165系ではなく169系という富士川に非常によく似た別の電車だったのですが、久しぶりに見たカボチャ色の車体に只々感動。169系の元に到着したのはすでに日も沈みかけた夕刻でしたが、それから日が沈むまで、可能な限りあらゆる方向から眺めて撮って大満足の中帰路につきました。
余談ですが、同コミュニティで吾妻線にも身延線の、しかも普通列車と同じような電車が走っていると聞き、即座に見に行ったのですが(以前の記事にある115系湘南色がソレです)それからしばらく後、169系撮影時に何度も本線を走り抜けていた電車も115系だったと知り愕然としました… やっぱ好きならば知識を得ておくべきですね;
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