現像ソフトでチリ、ゴミ誤魔化しちゃいちゃいましょう! 

…コロナがコロナがと暗~い愚痴記事ばかり書いてしまっていたので、本日は改めて鉄道写真撮影関連で別の話題を(;-▽-)

文頭にあります”現像ソフト”とは、一眼写真などに使われるRAWフォーマット(カメラメーカーにより拡張子が異なります)を読み込み、多種多様な編集が出来るソフトです。以前の記事にも書きましたが、写真に写りこんでしまったチリ、ゴミの除去からブレ補正、鮮明化、色合い調整で真昼間に撮った写真が夕焼けの中で撮った写真のようにもできてしまいます。

無料、有料いろいろなソフトがありますが、私はnikon党なので最初はNIKONさんが無料で提供してくれているCapture NX-Dから使い始めました。機能が膨大でとてもとても思いのままに操ることはできませんでしたが、少しばかり弄っただけで出来る事の豊富さにビックリ。その後、撮影した写真を弄っているうちにもっともっとと欲が出て、現在はAdobe Photoshop Lightroom6を使っています。

前回はカメラに入り込んだ埃の写りこみを除去した時の事を記事にしましたが、今回はもっと極端な編集をした時のお話です。

はい、ご覧の通り真っ青です。撮影時に小虫が飛び交っており、その上新幹線のふっくらした鼻先には道をお譲り頂いたであろう何らかの物体の跡が散弾銃の弾痕の様に付いていました。

まずは明るさ調整や細かいチリトリ作業でなんとかならないものかと試してみたのですが、原色のままの画像ではやはり目立つ。なのでまずは虫の影諸共黒潰ししてしまいました。黒潰れを補正するときの逆ですね。シャドウ調整のバーを思いっきり動かし虫も木々も柱も真っ黒(笑)ですが白い車体の東海道新幹線はまだまだ綺麗に残ります。そしてそこで更に白&輝き(明瞭度)を強調させる調整を適用。新幹線の美しいラインが浮かび上がってきます。ただ影が強調され過ぎて、新幹線の顔が顔の下からライトを当てたような、何というかお話中の怪談師さんのようになってしまいました。ちょっとした悪戯心で画面全体を緑っぽくしたらまさにソレでした。ですが、全体の基調色と色温度を青や橙に変えてみると…これはなかなかカッコイイのではないかと思う画像に変身。最後に、赤色だけをグーンと強調させると、新幹線のテールランプの赤だけが綺麗に浮かび上がりました。編集ソフトの力…凄まじいですね…仕上がった写真の現実離れ感は否めませんが、私的には大満足でした。

現像方法についてはまだまだ勉強中ですが、昨日アニメで見るような画像に編集する方法を掲載しているサイトを見つけたのでそちらも挑戦してみようと思います。