駿豆の踊り子 伊豆箱根鉄道駿豆線にて 185系
踊り子号の記事は東海道本線、伊東線、駿豆線、そして過去の撮影写真と一挙に投稿しようと思っていたのですが、コロナの注意喚起が一層厳しくなり、県を跨ぐ移動がしづらくなってしまいました。JR東日本区間の踊り子を見に行けないのは残念ですが、事態が事態なだけに迂闊な真似は出来ません。ラストランまでに沈静化することを祈りつつ、本日は静岡県まで乗り入れている踊り子号の写真を投稿したいと思います。まずは近場の駿豆線から。
撮影地は決めていたのですが、自動車の駐車スペースが無いため、今回は自家塗装にて煌めくレッドメタリックに塗ったカブで現地へ!…荷台の箱からカメラを出そうとしていたら散歩していたおばあさんに郵便屋さんと間違えられました;郵便屋では無い事と長年親しまれてきた185系踊り子号が居なくなってしまうことを話したらかなり驚かれていましたが、前者と後者のどちらに驚いたのかは聞きませんでした。ちなみに私のカブは日が当たると凄く綺麗に輝きます!郵便屋さんより光を反射しまくります!
余談はさておき、狙う時間帯は日も沈みかけた夕刻。場所は大通りから近い有名スポットなのですが田園の中の踏切なので人通りはそれ程多くはありません。同目的の方が居た場合に備えて2,3番手の候補地もスマホの地図に登録しておきましたが当日その場に居たのは運よく私一人だけ。富士山との2ショットが売りの撮影スポットですが富士山が隠れてしまっていたからでしょうか。なんにせよ185系さえ見られれば満足な私には好都合です。以前にも訪れて下調べもしてあるので準備は万端です。
踊り子通過の30分前に現地到着。三島に向かってくる踊り子を待ち構えます。踏切が多い場所なので数個先の遮断機の警報音も聞き取れます。それが段々と近くの遮断機の音に変わって行き…185系踊り子号がやってきました。
住宅街から田園の中へ、昔見た姿のままの踊り子号が走ってきます。特にこうしなければいけないというルールは無いのですが、仕切りの無い田園の中を走ってくるため、一応こちらも手を振って”ココにいますよー”と安全アピール&一礼。直後踊り子号も短く一回、警笛を鳴らしてくれました。まだかなり離れていたのですが、流石電車の運転手。目が良いのですね。
その間もぐんぐん近づく踊り子号。私も踏切の歩行者停止線(?)の所まで行き踊り子号に向かって連写。
D7200の高速連射限界枚数まで撮影しました。そして三島方面へ去って行く踊り子号。
40年前のデザインとは思えない、綺麗な車体です。年明けの増発後、踊り子号としての役割に幕をおろす185系。今(コロナ禍第三波真っ只中)のような状況じゃなければ乗って旅をしたかったです。でもとにかく、長い間お疲れ様、185系踊り子号。
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